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中国にとってアップルのもつ意味は何?

 スティーブ・ジョブズ氏がこのほど亡くなり、北京の街角では今や、至る所でその伝記「スティーブ・ジョブズ」が売られている。模倣と後追いが得意な商売人たちが、イノベーションの巨人が与えた最後の商売のチャンスを見逃すはずもない。「中国青年報」が伝えた。

 価格10元の海賊版「スティーブ・ジョブズ」の販売人たちは、この縁なし眼鏡をかけ、ひげを生やし、髪の薄くなった外国人が一体どんな意味をもつかを知るよしもない。

 ある保健用品のメーカーはジョブズ氏の訃報が流れるや、すぐさま「ジョブズ氏という車は56年しか走らなかった。本当に惜しいことだ!」とする広告を打ち出した。同メーカーによると、ジョブズ氏が亡くなって最も考えなくてはならないことは、企業家は栄養を補う薬品を服用して身体をいたわり、「生命の競技トラックから下りる」のを遅らせることだという。

 これではジョブズ氏の残してくれた「記念」の意味が変わってしまう。これは世界の産業分業チェーンのローエンドにあたる「出稼ぎ者」の位置に沈んだ「メードインチャイナ」(「中国製」)にとってふさわしい姿なのだろうか。

 資本がグローバル化し、産業の分業が国際化する今日にあって、逝く者を追想すると同時に、次のような問題を避けて通るわけにはいかない。すなわち、アップル社が作り出した比べるもののない産業界の奇跡の背後にあって、消費者を熱狂させるiシリーズ製品の生産チェーンの末端にあって、その利益分配における産業チェーンのハイエンドとの天と地ほどの差を考える人がいるだろうか、という問題だ。

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