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中国国債格付けの再引き上げを示唆 ムーディーズ

 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス国債格付け部門のトム・バーン・シニア副社長は8日、北京で行われたムーディーズと中誠信国債信用評級有限責任公司による第4回年次シンポジウムに出席した際、中国が地方政府の債務をコントロールでき、金融業の安定を維持し、経済成長モデルのバランスを再び実現し、相対的に力強い成長率を維持すれば、中国の国債格付けを現在の「Aa3」から引き上げる可能性があることを明らかにした。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

 ▽キーワード1:「地方債務のコントロール」

 バーン氏によると、国債の格付けでは主に経済の実力、体制の実力、財務の実力、事件・リスクの4つの要因を検討する。極めて高い、高い、中、低い、極めて低い、の5段階のレベルのうち、中国の経済的実力は高いレベル、体制的実力は中のレベル、財務的実力は極めて高いレベル、事件・リスクは低いレベルにある。中国が地方政府の債務をコントロールでき、マクロ経済を引き続き成長させ、金融業の安定を維持し、経済成長モデルのバランスを再び実現し、かつ相対的に力強い成長率を維持すれば、格付けを引き上げる可能性があるという。

 ▽キーワード2:「成長率予測」

 ムーディーズの予測によると、中国の今年の実質経済成長率は9.6%に達し、今後5年間は9.5%の水準を維持するという。これと同時に、今後5年間には政府債務の対国内総生産(GDP)比が年を追って低下し、中央政府債務の対GDP比は2011年の16.5%の水準から16年は9.3%に低下し、一般政府債務の対GDP比は32.7%から20.3%に低下する見込みという。

 ムーディーズは昨年11月に中国国債の格付けを「A1」から「Aa3」に引き上げ、見通しを「ポジティブ」とした。この時の引き上げの理由は、中国が力強い成長を遂げたこと、展望が明るいこと、危機への対応措置を取る能力があること、財務の基礎が極めて強固であること、対外的な財務力が強いこと、などだった。

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