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40万の化学工業企業が長江に汚染の脅威もたらす

 「わたしは長江の上流に住み、私は長江の下流に住んでいる。あなたの下水道が、私の水道水になる」--。これは、中国の重要な水源である長江の今を的確に表現した言葉だ。長江は今、日に日に「黄金水源」としての資質を失いつつある。新華社が伝えた。

 環境保護部が昨年12月に発表したデータによると、全国の化学工業・石油化学プロジェクト7555件のうち、81%が河川流域や人口密集地域などの環境に敏感な地域に位置しており、45%が重大なリスク源となっている。長江の沿岸には化学工業企業40万社以上のほか、5大鉄鋼基地、7大石油精錬工場、上海、南京、儀征などの石油化学基地が分布している。化学工業産業が長江水源にもたらす脅威は、下流で顕著に見られる。

 南京から上海の間だけでも、長江沿岸には港に面した8つの大型化学工業区がある。各タイプの化学工業パークが完成するに伴い、物流・倉庫・川上産業、川下産業が次々と進出してくる。長江流域の一部区間は化学工業プロジェクトにほとんど占領されてしまった状態だ。

 江蘇省環境保護庁情報センターの何春銀主任によると、長江沿岸の都市はほとんどが水源を長江に依存しており、もし長江が汚染されれば、飲み水がなくなるという。

 江蘇省南通港では2003年以降、危険貨物取扱量が8年連続で1千万トンを上回っている。現在南通港の危険物取り扱い品種は103種類にのぼり、うち、「マルポール条約(船舶に起因する海洋汚染の防止に向けた条約)」で、重汚染・強毒性を持つと規定されるX類、Y類の物質が7割以上を占める。(編集SN)

 「人民網日本語版」2011年11月15日

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