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「IMFの中国金融評価は客観性が不十分」人民銀

 国際通貨基金(IMF)は14日に発表した、中国の金融部門に対する初の正式な評価レポートの中で、中国の金融システムは全体として安定しているが、脆弱性が徐々に高まっている。中国は改革を一層推進し、金融の安定を支えるととともに、力強くバランスの取れた経済成長を促進しなければならない、との見方を示した。中国人民銀行(中央銀行)は15日、レポートに対するコメントを発表し、同評価レポートは貸出金や金利などの面で中国に対する評価が十分に客観的とはいえない、と述べた。「北京晨報」が伝えた。

 ▽IMF:中国は金融リスクに備えるべき

 同レポートによると、中国金融部門は最近、いくつかの大きなリスクに直面している。貸出金の急速な拡大が貸出金の質の低下を招いていること、シャドーバンクと簿外活動が銀行離れを加速していること、不動産価格が低下していること、グローバル経済情勢が不透明であること、などだ。

 IMFは同評価レポートの中で、中国金融システムの一部には脆弱さがみられるとしつつ、中国で最も規模の大きい商業銀行17行に対して行われた圧力テストによれば、多くの銀行が「単独で出現した打撃」に抵抗する力を備えているとした。ここでいう打撃には、資産の質の大幅な悪化(不動産市場の調整を含む)、利回り曲線の動きやレートの変化が含まれる。同評価レポートは、複数のリスクが同時に発生すれば、中国の銀行システムは「深刻な影響」を受ける可能性があると警告する。

 中国が金融システムをレベルアップするにはどうすればよいかについて、同評価レポートは29項目の提案を行った。そこには国有銀行が商業的リスクや政府以外が打ち出した戦略に基づいて貸出金に関する決定を行うのを認めることが含まれる。また市場を土台とするツール、例えば金利などを利用して、行政手段以外の方法による貸出金のコントロールを行うよう促している。

 また同評価レポートは中国に対し、引き続き金融改革を推進し、金融をめぐる監督管理を強化し、金融の安定的な枠組を整備し、金融システムの市場化プロセスを加速させ、マクロ経済と金融政策のバランスを取って金融サービスのカバー範囲を拡大し、金融のインフラ設備の一層の充実をはかるよう提案している。

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