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中国経済の成長率、2011-2015年は8-9%を予測

 人民日報紙はこのほど、現在の中国経済情勢について、中国国家発展改革委員会マクロ経済研究院の王一鳴副院長を取材した。

 記者:潜在的な経済成長率というが、何を根拠とする数値か。8-9%という結論は、いかにして得られたのか。

 王一鳴:潜在的な経済成長率とは、一般的にはある国家の特定の時期に、各種資源の改善と十分な配分を条件として達成される、最大の経済成長率である。中長期的に見ると、実現可能な経済成長率とは、潜在的な成長率によって決まる。実質的な経済成長レベルは、潜在的な成長率を巡り上下に変動する。実質的な成長率が潜在的な成長率を大きく上回ると、資源の需給が逼迫し、インフレを招く可能性が高まり、エネルギー資源環境などの要素に悪影響を及ぼす。実質的な成長率が潜在的な成長率を大きく下回ると、資源の放置、失業率の上昇、金融引き締めを招くおそれがある。

 潜在的な成長率の見極めは、主に資本、労働投入の増加、全要素生産率の変化が中心となる。当方の計算によると、2011-2015年の中国経済の潜在的成長率は8-9%となる。2015-2020年は、7-8%まで鈍化する。この予想は国際機構の研究結果とほぼ一致する。世界銀行の研究レポートによると、中国の2011-2015年の潜在的な年間平均経済成長率は8.4%となり、2016-2020年は7%まで鈍化する見通しだ。

 記者:改革開放以降、中国経済の潜在的成長率の変化はどのようになっているか。

 王一鳴:改革開放以降、中国経済の潜在的成長率は、鈍化の過程を経ている。過去30数年間、中国の潜在的成長率は約10%であったが、ある年度の成長率は10%を大きく上回った。例えば1993年の成長率は14%、2007年も14.2%に達した。またある年度の成長率は潜在的成長率を大きく下回った。例えば1989年は4.1%、1990年は3.8%となった。

 経済成長率が潜在的成長率を大きく上回る、もしくは大きく下回る主な原因は、需要面の要素から受ける影響である。消費需要が安定的であることから、投資需要および外部需要の変化は、短期的な経済成長に大きな影響を及ぼす。今後も、年間の経済成長率が潜在的成長率を大きく上回る、もしくは大きく下回る現象が生じる可能性がある。(編集YF)

 「人民網日本語版」2011年11月21日

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