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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:09:57 Nov 30 2011

中国の観光業 どこが日本より劣るのか?

 中国の第12次五カ年計画(2011-2015年)概論において、サービス業全体の発展を促す重要な一環として旅行産業の発展に積極的に取り組んでいくことが謳われている。旅行産業は中国の地方政府の戦略推進計画の中にも組み込まれ、現時点で、30省(市・区)が重要な位置に据えている。うち27省(市・区)が旅行産業を支柱となる産業として位置づけている。これは旅行産業の支柱的な位置づけが中央政府から地方政府に至るまで一貫していることを示している。

 だがそのように認識するだけでは意味をなさない。支柱産業と位置づけられた旅行産業だが、その作用を発揮させるにはどうしたらよいのか?中国の旅行産業に足りないものは何か?製造拠点のほとんどを海外に移転させ、観光立国として成り立つ日本を見てみよう。中国旅行産業の課題が見えてくるはずである。

 まずは管理体制を見てみよう。日本の旅行産業の成長を保証しているのはその合理的な管理体制だ。政府‐協会‐民間団体の「三位一体」による管理体制により、日本の旅行産業の成長が後押しされている。中国にも旅行業界の協会があるが、日本のそれと比べると管理範囲が狭く、政府との関係も曖昧な上、経費の不足、効果がおよぶ範囲が狭い、などの欠点が浮き彫りになっている。

 次に管理能力である。日本の国内旅行市場の成熟度は非常に高く、その業務サービスに対する要求も非常に高い。観光バスの衛生基準、乗務員の安全への取り組みや接客態度、宿泊施設のフロント・部屋・レストランにおける標準化された、顧客視点での接客サービスを見れば、日本旅行業界におけるサービスの高品質性を感じずにはいられない。この面において中国と日本の差はまだまだ大きい。中国の旅行業のサービスの品質の問題について、中国旅行に来た観光客から多くの意見が挙げられている。こうしたことは、中国が業界の管理能力を強め、方向性のある戦略を策定し、職種に対するプロ意識や必要な資質をつけさせる必要があることを示している。清潔、快適、安全、安心な旅行を提供し、観光客に満足してもらうために、景勝地のトイレやゴミ処理、排水処理などに対する検査も強化していかなければならない。

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