上海家化が日本の花王と提携
国内最大の化粧品・日用化学品上場メーカーの上海家化連合株式有限公司(上海家化)はこのほど、日本の大手化学メーカーの花王株式会社と戦略的協力合意に調印した。来年から、花王は上海家化の中国国内の販売ルートや販売代理店などのリソースを利用して、3-5年で販売エリアを現在の90都市から650都市に拡大する計画という。上海家化の親会社である上海家化集団有限公司は今月7日に株式の取引を終えた。上海家化の葛文耀董事長(会長)によると、花王との協力は家化集団が再編成後に日用化学品分野で行う業務拡大の一歩に過ぎず、家化集団と上海家化はこのほか10件以上のプロジェクトの準備を進めている。花王は1993年に中国市場に進出したが、「水が合わない」状態が続き、10億元を上回る欠損を出している。「国際金融報」が伝えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2011年12月14日