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日本の三菱商事 中国で人民元建て社債を初発行へ

 日本の総合商社・三菱商事はこのほど、2012年1月に人民元建ての短期社債(償還期間1年未満)を総額5億元発行することを決定した。海外企業が中国国内で人民元建て社債を発行する初めてのケースとなる。商務部のサイトが伝えた。

 海外企業が中国で社債を発行するには、中国政府の財務内容に関する審査に合格し、許可を取得しなければならない。三菱商事は今月20日にも許可を取得する見込みで、すでに関連の登録手続を終えている。今回の社債の発行主体となる三菱商事の中国現地法人は、中国の大手格付け機関である中誠信国際信用評級有限責任公司に「AA」と認定されている。三菱商事は今後、人民元建て社債を定期的に発行する予定で、中期経営計画では中国、インド、ブラジルを戦略的エリアと位置づけ、化学品事業と食品事業の拡張に力を入れるとしている。これまで銀行からの借り入れで人民元資金を調達してきた三菱商事は、欧州債務危機の解決にはなお時間がかかりそうであることを踏まえ、今後は市場から直接資金を調達し、調達手段を多様化して、リスク分散をはかろうとしている。

 中国の債券発行市場の規制緩和は、日本に比べて20年も30年も遅れており、発行総額の大半を国債と銀行発行の金融債が占める。社債の主な買い手も銀行だ。2011年の銀行間債券市場の取引額は約60兆元で、日本のわずか10分の1だ。だが中国政府は上海市を国際的な金融センターに育成するため、段階を追って海外資本への開放を進めている。中国国内の債券市場は今後、流動性が増加を続け、規模が拡大を続けて、香港市場の50倍から60倍の規模に達することが予想される。

 三菱商事に続き、他の海外企業も中国で人民元建て社債を相次いで発行する可能性が高い。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年12月22日

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