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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:40 Jan 10 2012

日本、30年ぶり貿易赤字国に

 日本の貿易収支データをみると、2011年は1-11月の貿易赤字が2兆3千億円に上り、通年の収支も赤字になることが確実とみられる。日本が赤字貿易国に転落するのは1980年以来31年ぶりのことだ。

 2011年の日本が貿易赤字に陥った主な原因として、まず大幅な円高により輸出の伸びが抑えられたことが挙げられる。その次には東日本大地震とそれに続く津波、原子力発電所の事故により、一部の原発が運転を停止し、火力発電所で燃料として利用される液化天然ガス(LNG)の輸入量が激増したことが上げられる。貿易赤字を招いた構造的な原因を短期間で改善することは難しい。欧州債務危機が世界の経済成長に影響を与え、日本製品の輸出も影響を受けることが考えられる。日本国内の原発の稼働率が引き続き昨年の地震発生前の水準を下回るのであれば、火力発電用燃料の輸入を増やすしかない。

 日本政府の経済財政諮問会議は2005年に、貿易赤字が出現するのは2030年との予測を立てていた。だが国際金融危機や自然災害が日本の貿易構造を転換させ、予測より20年近くも早く赤字が出現することになった。

 2012年を展望すると、日本が貿易赤字という「不運」から抜け出せるかどうかは、なんといっても輸出力が増すかどうかにかかっている。楽観的な見方をする専門家は、日本の輸出は欧州経済の減速による打撃を受けたが、米国経済には好調の兆しがあり、雇用情勢も引き続き改善され、自動車販売も回復しつつある。これに中国経済が依然として強い伸びを維持していることが加わり、日本の対米輸出、対中輸出は安定的な伸びを達成することが可能といえる。対米・対中輸出は日本の輸出を牽引する主なパワーになることが予想される、とする。一方、悲観的な見方をする専門家は、欧州経済情勢は悪化を続ける見通しであり、日本では対欧輸出の割合は大きくなく、情勢悪化による日本経済への直接的な影響も大きくはないが、米中両国は対欧輸出の割合が大きく、このため日本の輸出も間接的な影響を受けることは避けられない、とする。

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