中国はぜいたく品購買力世界NO.1
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世界ぜいたく品協会(WLA)と中国国際貿易促進委員会が主催する10年に一度のイベント「グローバルぜいたく品上位100ブランド公式発表大会」が11日に北京市で開催された。ぜいたく品業界の「オスカー授賞式」などと呼ばれる同イベントでは、世界から集まった約100の有名ブランドの「番付」が発表された。中国新聞網が伝えた。
WLAが11日に発表した過去10年間の中国に関する公式報告をみると、2011年12月末現在、中国ぜいたく品市場の年間消費額は126億ドルに上り(プライベートジェット、船舶、高級車の消費を除く)、世界全体の28%を占めた。中国はすでに世界最大のシェアを誇るぜいたく品消費国家となっている。
中国が世界貿易機関(WTO)に加盟してから10年間で、ぜいたく品消費市場は大きく発展した。各国のぜいたく品企業の中国進出の歩みはますます拡大し、世界中の注目を集めている。現在の人民元の上昇傾向、ユーロの下落傾向に伴い、国際市場における中国人消費者の購買力がますます高まっている。WLAの予測によると、昨年のクリスマスシーズンから今年の春節(旧正月、今年は1月23日)期間までの中国人の海外でのぜいたく品消費金額は57億ドルに達して、過去最高を更新する見込みだ。中国人の海外における旺盛な消費力が、中国を世界で最も購買力の高いぜいたく品消費国家へと押し上げている。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年1月13日