北京で販売の粉ミルク 原料段階まで遡って追跡が可能に
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世界二大飲料企業とされる米国のコカ・コーラとペプシコのオレンジジュース製品に殺菌剤が含まれていたことが波紋を呼んでいる。両社ともに中国でもオレンジジュースを販売しており、16日には中国で使用しているオレンジジュース原料は安全で問題はないとするコメントを発表した。「新京報」が伝えた。
コカ・コーラが同日述べたところによると、同社が中国市場で販売するオレンジジュース製品の原料の一部はブラジル産だが、輸入に際しては中国政府の監督管理部門が使用を認可した原料のみを採用し、厳格な品質保障システムを通じて、消費者が安全で高品質の製品を購入できるよう確保している。同社の責任者は「(コカ・コーラは)業界で殺菌剤の事件を最初に通報した企業であることから、人々に製品に問題があると思われてしまった」としている。
またペプシコ中国エリアの責任者はこのほど、「われわれが輸入するオレンジジュースはすべての国家基準に合致しており、われわれの製品は100%安全であり、消費者にはぜひ安心して消費してほしい」とするコメントを発表した。