チャイナ・ユニコム、iPhoneの販売台数が世界2位に
チャイナ・ユニコム(中国聯通)の李剛副総経理は18日、「3年間の発展を経て、当社のW−CDMA(3G)ネットワークと端末の優勢が顕著となり、飛躍的発展の主な原動力となっている。当社の3Gユーザー数は4000万人に達した」と述べた。中国証券報が報じた。
中国3大通信キャリアが2011年12月20日に公表したデータによると、2011年11月末現在、チャイナ・ユニコムの11月の3G新規ユーザー数は338万人に達し、計3653万人となった。同社の3Gユーザー数は現在4000万人に達しているが、これはつまり12月の新規ユーザー数が347万人に達し、過去最高を更新したことを意味する。
チャイナ・ユニコムは同日、携帯電話小売業大手「迪信通」と戦略提携合意書に署名した。これにより迪信通がチャイナ・ユニコムの全面的な代理店となり、2G、3G、ブロードバンド接続、固定電話等のサービスを請け負うことになる。迪信通はチャイナ・ユニコム専門の店舗や専門ブースを設けることで、全国店舗で同社のサービスと端末を代理販売する。双方はまた、営業網の構築、3G端末販売、通信業務処理、共同の市場普及等で全面的な提携を行い、双方の業務形態と販売網の補完を実現する。
李副総経理は、「これは国美電器等のチェーン店との提携に次ぐ、当社の一般向けルートとの提携となる。これにより当社の全国・地域戦略ルートの店舗数が、計1万店以上に達する」と語った。
端末の販売について、チャイナ・ユニコムはiPhoneの販売台数世界2位を記録している。低中価格スマートフォンについて、同社は「新定義1000元スマートフォン」プロジェクトを推進し、1000元級(約1万2000円)スマートフォンの出荷台数を、12月末までに1000万台とする目標を立てている。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年1月20日