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三一重工がドイツ機械大手を買収、中国製が世界の注目集める

 湖南省長沙市で31日、ロレックスの腕時計をはめた2本の手が握手をし、世界に一つの事実を伝えた。中国コンクリートポンプ車業界の最大手である三一重工が、最大の競合他社である独機械大手プッマイスター(通称「巨象」)を買収したのだ。中国新聞網が報じた。

 握手をしたのは両社の創始者、つまり梁?根董事長とKarl Schlecht氏だ。梁氏は富豪ランキングにランクインした中国人富豪で、Karl Schlecht氏は80歳を控えた白髪混じりのドイツの老人だ。両氏は貴重な腕時計を交換することで相互信頼を表現し、両社の今後の協力を示した。

 両社はすでに正式な合意に達しており、監督管理部門の審査後に合併を完了する。三一重工の子会社の三一徳国が3億2400万ユーロ(約324億円)を出資し、90%の株式を取得する。中信産業投資基金が3600万ユーロ(約36億円)を出資し、10%の株式を取得する。

 本件は業界内と国際社会からの注目を集める合併買収だ。これにより、世界のコンクリートポンプ車業界に、新たなトップ企業が誕生する。また中国製品が海外市場に進出し、真の意味で欧州社会に認められる象徴的な出来事となる。

 三一重工の向文波総裁は31日、「買収価格を金銭だけで計ることはできない。例えば技術だが、プッマイスターはコンクリートポンプ車の世界最高の技術を有する。またプッマイスターは52年の歳月を費やし販売ルートを構築した。この価値は金銭によって計れない。当社の売り上げに占める輸出の比率は、現在5%未満だ。当社は合併により、海外市場を手に入れた。これは戦略的な合併買収であり、世界の競争の構図を変える合併買収である」と述べた。

 建機業界において、プッマイスターは「巨象」と称される。三一重工は建機業界に進出した当時、この「巨象」をモデルとしていた。90年代中頃、プッマイスター等のブランドをはじめとする輸入製品が、中国コンクリート建機市場で絶対的な発言権を持っていた。

 しかし21世紀より、この状況に変化が生じた。2009年、三一重工はプッマイスターを追い抜き、世界売上ナンバーワンのコンクリートポンプ車メーカーとなった。同社はまた、海外市場の開拓に乗り出し、インド、米国、ドイツ、ブラジル等の国家で工場と研究開発センターを設立した。同社はさらに、世界記録を更新する86メートルのアームポンプ車を生産した。

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