沖縄県日中友好協会、誤報について内モンゴル自治区に謝罪
沖縄県日中友好協会は1日、共同通信社が1月29日に発表した「沖縄と内モンゴル自治区が、レアアース提携合意書を締結した」という誤報について、内モンゴル自治区対外友好協会に謝罪した。原文は以下の通り。内蒙古新聞網が報じた。(編集YF)
内モンゴル自治区対外友好協会 御中
はじめに、先日内モンゴル自治区を訪問し、友好交流意向書を締結した際にご指導をいただいたことについて、感謝の意を表明します。
帰国後、日本新聞や共同通信社の報道に、双方が取り交わした意向書に記載されていなかった内容が含まれていることを知りました。当方は本件につき、遺憾の意を表します。
本件により、内モンゴル自治区の関係者各位に多大なご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申しあげます。
これは意向書の内容から乖離した事実無根の報道であり、関連メディアに対して抗議を行なっています。報道のあった同日、沖縄県内のメディア2社の記者を呼び、協議書の内容を提供しました。また友好交流の明るい先行きについて説明し、報道内容に修正と補充を行うよう求めました。修正後の報道は近日中(一両日中)に掲載を予定しています。またその他の手段により、内モンゴル自治区と沖縄県日中友好協会間の「友好交流の成果」を原点に戻すため、全力を尽くして取り組んでまいります。
当方が内モンゴル自治区を訪問したことで誤報が報じられたことにつき、心よりお詫び申し上げます。また当方は今後も実情を説明してまいりますが、一定の時間をいただければ幸いです。同報道において、国場会長の発言内容にも誇張があり、「将来的に、当方は具体的な計画について協議を進めていく」とされました。今回のような事態に至り、専務理事として重大な責任を自覚しております。
雨降って地固まるということわざがありますが、今回の誤報を災いとはせずに、より良い方向を目指し対策を講じていきます。当方はこれまで通り、日中友好事業がより大きな成功を手にすることを願っております。
皆さまに多大なご迷惑をおかけしたことにつき、再度お詫び申し上げます。
沖縄県日中友好協会
国場辛一郎
山口芳弘
2012年2月1日