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中国各地の「GDPの実質的な価値」を比較 上海市が1位

 中国国家統計局は1月17日、中国全土の2011年のGDPが計47兆1564億元に達し、成長率が9.2%となったことを発表した。成長率は2010年と比較してやや鈍化したが、欧州債務危機、新興経済国の成長率鈍化、物価高騰などを背景に、中国の成長率は依然として世界トップ水準を維持している。中国経済週刊が報じた。

 GDPの高度成長が、そのまま国民の幸福指数となるわけではない。中国は住宅、医療、教育等の面で、先進国に依然として遅れを取っている。

 全国人民代表大会代表、中国社会科学院マルクス主義研究院院長、学部委員の程恩富氏は、「科学発展の前提のもと、国民生活の改善は経済発展の出発点かつ足がかりである。経済発展の程度と経済の実力を測るには、GDPの指標のみを見るのではなく、国民所得、生活水準、生活の質の高低を見た上で、さらに幸福感を重視しなければならない」と指摘した。

 中国国家行政学院の張孝徳教授は、「GDPの実質的な価値」は、国民の就業率、国民生活の改善、国民の幸福度の上昇と関連すると述べた。

 ◆GDPの価値を測る基準とは何か?

 程氏は、「GDPの実質的な価値」は、「人間本位のGDP」、「幸福指数」、「幸福感」とほぼ一致し、国民所得の増加が重要であると指摘した。

 GDPの実質的な価値の計算方法について、中国経済週刊傘下の中国経済研究院は3ヶ月間の研究・統計・計算により、全国31地区が発表した最新データ(2月22日現在)から、全国各地GDPに基づく1人あたり可処分所得(つまりGDPの実質的な価値)を計算し、「2011年全国31の省・区・直轄市 GDPの実質的な価値ランキング」を作成した。

 データによると、2011年中国大陸部の31地区の国民幸福指数ランキングは、以下の順となった。上海市、北京市、広東省、浙江省、貴州省、海南省、雲南省、安徽省、江西省、重慶市、福建省、黒龍江省、広西チワン族自治区、四川省、天津市、湖南省、湖北省、山西省、遼寧省、吉林省、江蘇省、甘粛省、寧夏回族自治区、河南省、山東省、河北省、陝西省、青海省、新疆ウイグル自治区、内モンゴル自治区、チベット自治区。

 データによると、GDPが高い地区のGDPの実質的な価値は上位に食い込んでいるわけではなく、むしろ後位につけている場合が多い。2011年のGDP上位5地区は、広東省、江蘇省、山東省、浙江省、河南省の順となったが、実質的な価値の順位はそれぞれ、3位、21位、25位、4位、24位となった。GDPの高い江蘇省、山東省、河南省が、実質的な価値で後位につく結果となった。一方、貴州省のGDPは全国26位であるが、実質的な価値は5位となった。

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