中国の就職事情、7割が卒業から5年以内に2回転職
大学生の就業に関する最新の調査報告書によると、大学を卒業してから5年以内に2回転職した比率が7割に達した。同報告書は、華南理工大学の学生が長期休暇を利用し、29の省・自治区・直轄市を巡り、アンケート用紙を1万枚以上配布し共同で完成させたもの。調査対象者のうち、5年以内に2回以上転職した人は7割に達した。これに対して、多くの企業は「耐えられない」と漏らしている。同調査によると、人材市場で現在最も人気が高いのは、技術類の専門を持つ人材である。本科生の主な就職先は、民間の個人経営企業、製造業、電気通信サービス業、建設業となっている。広州日報が報じた。
注目すべきは、これらの卒業生のうち、女性の収入が全体的に男性を下回っていることだ。調査対象者のうち、月収が5000元(約6万5000円)以上の男性は、男性全体の15%に達した。一方で月収が5000元以上の女性は、女性全体の10%未満となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年3月5日