トヨタの北米大規模リコール、中国市場は対象外
トヨタ自動車の中国現地法人は8日、トヨタが米国、カナダ、メキシコで71万台のリコール(カムリ、ヴェンザ、タコマ)を行ったことを発表し、「中国の工場には関連の問題が存在せず、中国市場は今回のリコール対象に含まれない」とした。京華時報が報じた。
今回のリコールには、2008−2011年に生産されたカムリとSUV車のヴェンザ(計21万台以上)、2004−2008年のタコマ(計50万台以上)が含まれた。カムリとヴェンザはブレーキランプがつかなくなる恐れがあり、タコマは事故時にエアバッグが作動しない恐れがあるという。
同社の中国現地法人は上述した故障について、「特定の工場の特定ラインにおける製造問題が原因だ。日本、中国等の国家の工場では、ラインに同様の製造工程がなく、同様の問題が存在しないことが確認された」と述べた。また今回のリコール対象車は正規ルートで中国に輸入されたことがないため、中国市場がリコール対象に含まれなかった。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年3月9日