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トップ交代相次ぐ日本の電子大手 新リーダーに望み (2)

 ▽最後の勝負

 片山氏はシャープ巨額の赤字を抱えたことを謝罪しつつ、次のように述べた。2008年に金融危機が発生すると、電子業界の競争がますます激化し、シャープは「地産地消の戦略を採り、太陽光事業の発展を推進し、液晶事業の改善を図ったが、創立以来最大の赤字を免れることはできなかった。これと同時に欧州の債務危機、円高、東日本大震災、タイの洪水といった要因がシャープの経営の苦境に拍車をかけたのだという。

 ソニーとパナソニックも同じく赤字をこれらの原因に帰している。だが産業ウォッチャーの洪仕斌氏によると、日本の電子大手が衰退した原因は構造的な失敗にある。第一に産業構造の失敗があり、パナソニックであれ、ソニーであれ、シャープであれ、いずれもカラーテレビに望みをかけたため、産業資源が重複した。第二に人口構造の失敗があり、第二次世界大戦後に日本の人口は高齢化し、企業の雇用環境にも大きな影響を与えたと同時に、企業の製品イノベーションを遅らせた。第三に金融政策の構造的な失敗があり、円高が日本企業にとって巨大な圧力となった

 こうした状況の中で、電子大手は活路を求めるため、新しいトップに希望を託すことになった。日本の電子企業は韓国や中国の企業との激しい競争に直面して、日本企業が世界の消費電子産業で占めていた地位が弱まりつつあることを認識しているが、技術やブランドには自信があるため、全面的なモデル転換の前に、かつて一時代を築いた消費電子の分野で最後の戦いに打って出ることをなお願うのだと考えられる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2012年3月21日

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