オリンパス前CEOは「ビジネス界の勇士」
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海外メディアが22日報道したところによると、日本の光学機器大手オリンパスのマイケル・ウッドフォード元最高経営責任者(CEO)が企業会計の不正を明らかにした行為が、英国紙「フィナンシャル・タイムズ」の「ビジネス界の勇士賞」を受賞した。「新京報」が伝えた。
ウッドフォード元CEOは日本の日系株価指数300に入る上場企業で初めての外国籍CEOだ。昨年にオリンパスの損失隠し問題を発見し、一連の買収案件や経費について疑義を呈したために解任された。その後、検察機関とメディアにオリンパスの不正を明らかにした。
現在、不正に関与したとして7人が逮捕され、オリンパスの株価は80%値下がりした。
ウッドフォード元CEOによると、この間の出来事はまるで「サスペンス小説」で、たとえば東京から香港に脱出し、最終的に英国・ロンドンの警察に保護された経緯などはまさにサスペンスだったという。氏は現在、今回の件をめぐる回顧録を執筆しており、10月頃に出版される予定という。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年3月23日