米著名シンクタンクが訪中を予定、中国の経済学者と交流
米著名シンクタンク・ピーターソン国際経済研究所のフレッド・バーグステン所長は、4月10日にワシントンで、「当研究所の10数名の専門家が4月下旬に訪中し、中国金融40人フォーラムと共催する米中経済学者学術交流会に参加する。同会議のテーマは、『米国と中国:世界経済の全面的責任』だ」と語った。同学術交流会は、世界経済の展望、為替レートとバランス、両国の政策制定、両国の世界における指導的役割等の議題について議論し、米中両国経済および世界の関連事務に注目する。同学術交流会に参加する同研究所の専門家らは記者会見に出席し、中国人記者の質問に答えた。
フレッド・バーグステン所長は、「当研究所はこれまで、日本とドイツにおいてのみ、同様の大規模な学術交流活動を開催してきた。これほど多くの経済学者代表団を中国に派遣するのは、当研究所設立以来初である。その目的は、中国の経済学者と交流を進め、相互理解を深めることだ。代表団のメンバーには、中国問題に詳しい有名な経済学者、債務問題の専門家等が含まれる。中国の改革方針の変更、そして中国の発展方式等が、当研究所の注目する内容である。