リプトン製品から17種類の残留農薬が検出
![]() |
環境保護団体・グリーンピースはこのほど発表したレポートの中で、「今年3月に北京市場でランダムに購入したリプトン製のティーバッグ製品を第三者実験室で検査したところ、17種類の残留農薬が検出された。うち、緑茶と鉄観音茶からはそれぞれ13種類、ジャスミンティーからは9種類の農薬が検出された」と指摘した。武漢晩報が報じた。
これら17種類の残留農薬のうち、エンドスルファン、ジコホル、ビフェントリンなど7種類はEUでの使用認可を受けていない。しかもこれらの農薬は男性の生殖能力や胎児の健康を損なう可能性があると証明されている。
▽ユニリーバ:国家基準はクリア
リプトンブランドを展開するユニリーバ社はこれを受けて24日に声明を発表し、「リプトンイエローラベル製品の原料は100%の輸入品であり、中国の国家基準を完全にクリアしている」としたほか、公式ミニブログでも「当社は責任あるグローバル企業として、中国で一貫して高品質を堅持し、消費者権益を保護してきた。当社が生産するリプトンブランド製品は中国の残留農薬基準をクリアしており、安全だ」と表明している。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年4月25日