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中国の自賠責保険が外資に開放、競争によりサービスを改善

 改訂後の「機動車交通事故責任強制保険条例」がこのほど発表された。改訂後の同条例の第五条第一項は、これまでの「中国の保険会社は中国保険監督管理委員会の批准を経て、自動車交通事故責任強制保険業務に従事することができる」から、「保険会社は中国保険監督管理委員会の批准を経て、自動車交通事故責任強制保険業務に従事することができる」に変更された。これはつまり、中国が外資保険会社に対して、自賠責保険市場を開放したことを意味する。中国の保険業界は、全面的な開放段階に突入する。

 ◆外資保険会社、自動車保険のボトルネックを解消

 中国で経営活動を行う外資財産保険会社は21社あり、商業車険業務を取り扱う保険会社は少数だ。

 「機動車交通事故責任強制保険」(自賠責保険)とは、被保険車の道路交通事故による、被害者(当該自動車の乗員と被保険者を含まない)の死傷および財産の損失に対して、保険会社が責任金額内で賠償を行う強制的な責任保険で、2006年より実施された。これは国家が法律により実施を規定した、中国大陸初の強制保険制度である。

 中国の自動車保険業務は、自賠責および商業車険に分かれる。自動車の所有者は、原則的に上記2種の保険について2社の保険会社を選択できるが、保険加入や賠償の利便性を高めるため、一般的には同一の保険会社が選ばれている。これにより、事実上「抱き合わせ販売」が行われている。

 中国保険監督管理委員会のデータによると、2010年は33社が自賠責保険を取り扱い、計72億元(約940億円)の赤字を計上した。しかし各社は「抱き合わせ販売」による商業車検で利益をあげている。データによると、「機動車交通事故責任強制保険」の実施を受け、機動車保険加入率が2005年末の36%から、2010年末の49%に上昇した。うち自動車保険加入率は58%から79%に上昇した。車検業務が財産保険業務に占める比率が7割超に達し、自賠責保険と商業車検の抱き合わせ販売により、財産保険の収入が増加している。中国保険監督管理委員会のデータによると、2011年の中国の財産保険収入は、前年比18.5%増の4618億元(約6兆円)に達し、保険収入の増加率と利益率が過去最高に達した。

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