ブランドバリュー世界一はアップル 2位はIBM
市場調査機関ミルウォード・ブラウンが22日に発表したブランド研究の年次報告「ブランドZ」によると、過去1年間に世界で最も価値があるとされたブランドはアップルだった。ブランド価値ランキング上位10ブランドの中心は科学技術関連企業のブランドだったという。中国新聞網が伝えた。
同報告によると、過去1年間にアップルのブランド価値は19%上昇して1830億ドルとなり、同社の時価総額の37%を占めたという。
同ランキング上位10ブランドのうち、科学技術関連企業のブランドが7つに上り、その他の企業はマクドナルドが4位、コカコーラが6位、マルボロが前回より1つ順位を上げて7位に入った。
ミルウォードのマネージング・ディレクターで同報告を担当するニック・クーパー氏によると、科学技術ブランドの優勢には、現代の生活の中で科学技術が発揮する重要な変革作用が体現されているという。
クーパー氏は、「科学技術は至る所にあり、新しいニュースが次々に登場する。これが現在の情況であり、往々にしてニーズを動かし、業績を押し上げるだけでなく、ブランドを強化する作用も果たしている」と話す。
ビジネス科学技術ブランドはブランド価値上位10ブランドの中でも健闘しており、IBMがグーグルを抜いて2位に、マイクロソフトが前回に続いて5位に入った。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年5月23日