工業企業の利益が1.6%減少 1-4月
国家統計局が27日に発表した報告によると、今年1-4月の一定規模以上の工業企業(国有企業または年売上高500万元以上の非国有企業)の利益は1兆4525億元で前年同期比1.6%減少した。4月の利益は4076億元で前年同月比2.2%減少した。
所有制別にみると、国有系企業の利益は前年同期比9.9%減少し、集団所有制企業は同12.3%増加し、株式制企業は同0.6%増加し、外資系および香港・澳門(マカオ)・台湾資本企業は同13.2%減少し、民間企業は同20.9%増加した。
産業分類別にみると、41の工業大分類のうち27産業で前年同期比利益が増加し、11産業で減少した。また1産業で前年同期の赤字が黒字に転じ、1産業で前年同期の黒字が赤字に転じ、1産業で赤字額が拡大した。
主要産業の利益増加率をみると、石油・天然ガス開発産業は同8.2%の増加、農業副食品加工産業は同18.7%の増加、自動車製造業は同8.7%の増加、電力・エネルギー生産・供給産業は同20.1%の増加だった。化学原料・化学製品製造業は同24.4%の減少、黒色金属(鉄、マンガン、クロム)製錬圧延加工産業は同57%の減少、汎用設備製造業は同2.4%の減少、電気機械・機材製造業は同5.2%の減少、コンピューター・通信・その他の電子設備製造業は同17%の減少で、石油加工・精錬および原子燃料加工産業は前年同期の黒字から赤字に転落した。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年5月28日