今年1-5月の自動車生産・販売台数 800万台突破
中国の自動車生産・販売台数は5月、比較的速いペースで成長し、年間累計販売台数が今年に入って初めてプラス成長に転じた。中国自動車工業協会の統計によると、1-5月、自動車生産・販売台数はいずれも800万台を突破し、生産・販売共に今年初めてプラス成長を実現した。新京報が報じた。
統計によると、5月の自動車生産台数は157万900台(前年同期比16.2%増)、販売台数は160万7200台(16%増)に達した。うち、乗用車の生産台数は126万9100台(21.6%増)、販売台数は128万1900台(22.6%増)で、自動車全体の成長率を上回った。商用車は依然として生産販売が落ち込んでおり、生産台数は30万1800台、販売台数は32万5300台だった。中国国産乗用車の市場シェアも低迷を続けており、3.3ポイント下落した。
同協会の朱一平助理秘書長は「データから分かるとおり、中国国産乗用車が市場競争において直面するプレッシャーは高まり続けている。1-5月、販売が最も好調だったのはドイツ車で、成長率が20%に近づいた。日本車の成長率も10%を越えた」と語る。
統計によると、1-5月の自動車生産台数は800万300台(3.2%増)、販売台数は802万3500台(1.7%増)となった。同期間、排気量1600cc以下の小型車の販売は306万2400台(3.4%増)に達し、今年に入って初のプラス成長を実現した。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年6月26日