上場企業トップの報酬番付 多金属鉱業CEOが1位 (2)
▽A株上場企業の報酬最高額は1305万元
フォーブスによると、昨年の年間報酬が100万元を超えたA株上場企業のトップは過去最高の294人に達した。この人たちが上場企業から受け取った報酬は総額5億7100万元に上り、一人当たり平均は194万元だった。ランキング入りしたトップの人数は前年に比べて27%増加し、平均報酬額は同1%増加した。
報酬が最も多かったのは万科集団の郁総裁で、税引き前報酬は1305万元に上り、同集団はトップの年間報酬が初めて1千万元の大台を超えた。2位は中国平安保険集団の馬明哲CEOの988万元、3位は中集集団の麦伯良総裁の958万元、4位は深セン発展銀行のリチャード・ジャクソン行長(総裁)の869万元、5位は長城開発の鄭国栄総裁の759万元。
データによると、A株上場企業で年間報酬が100万元を超えたトップ294人のうち、151人が民間企業のトップ、143人が国有企業のトップだ。国有企業は時価総額、売上高、純利益の伸びでいずれも民間企業を圧倒し、トップの平均報酬額は民間企業を20万元以上も上回った。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年6月29日