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コカコーラ中国販売製品の4-MIは米国の14倍?

 コカコーラはこれまで、カラメル色素に含まれる4-メチルイミダゾール(4-MI)に発がんリスクがあると疑われるため、安全性に問題があることをたびたび指摘されてきた。今年3月初旬に米国の消費者団体・公益科学センター(CSPI)が発表した報告によると、コカコーラには化学物質4-MIが含まれており、この物質は動物実験により発がん性が認められたため、人体への発がんリスクの可能性もあるという。コカコーラ社は米国市場で販売する製品の4-MI含有量を引き下げると発表したが、米国以外の市場ではこうした措置が取られていない。現在、中国で製造されているコカコーラの4-MI含有量は米国製品14倍にあたるという。「羊城晩報」が伝えた。

 ▽コカコーラの技術向上措置は限定的

 米国本社が引き下げ措置をうち出した後、コカコーラ中国法人の関係者は取材に応える中で、コカコーラ社の製品に含まれるカラメル色素は健康や安全にとっていかなるリスクもないということを真っ先に強調した。また業務の観点から考えて、コカコーラ社は世界規模で、生産技術を一層向上させて生産したカラメル色素を幅広く使用するようにし、供給チェーンおよび生産・販売システムを統一し、簡略化する計画であることを明らかにした。現在、この計画を実施するためのタイムテーブルを練り上げているという。

 ある情報によると、こうした生産技術の向上措置は米国では実施されているが、他国では実施されていないという。ある報道によれば、CSPIが世界で販売されるコカコーラの4-MI含有量を測定したところ、355ミリリットル入りの場合、米国で販売される製品は4マイクログラム、中国で販売される製品は56マイクログラム、英国で販売される製品は135マイクログラムだった。中国で販売されている缶入りコーラの場合、4-MIの含有量は米国製品の14倍以上になったという。

 ▽発がん性についての意見はさまざま

 コカコーラ中国法人によると、コカコーラに含まれるカラメル色素は健康や安全性を脅かすいかなるリスクもないという。またアメリカ食品医薬品局(FDA)も「カラメル色素にリスクはない」としている。

 アメリカ・カリフォルニア州は4-MIを発がん性がある化学物質のリストに組み込み、同州の裁判所は何らかの発がん性物質を含む着色剤を使用した飲料には、必ず発がん性の警告を表示しなければならないとの裁定を下した。中国栄養学会の范志紅理事によると、コカコーラを少量飲用した場合に摂取する発がん性物質の量は、動物実験で摂取する量とは大きな開きがあり、発がん性にはさまざまな意見があることも確かだ。だが少なくとも、多くの人が抱く「コカコーラは栄養はないが安全な飲み物」という見方は再考した方がいいということは言えるという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2012年6月29日

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