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レアアースめぐる米欧日のWTO提訴に商務部が談話

 米国、欧州連合(EU)、日本はこのほど、中国のレアアース(希土類)の輸出「問題」を解決することを求めて世界貿易機関WTO)に提訴し、一審にあたる紛争処理小委員会(パネル)の設置を要求した。これについて商務部の沈丹陽報道官は先週末に談話を発表し、中国のレアアース政策の目標は資源保護と環境保護、持続可能な発展の実現にあり、不当な貿易スタイルによって国内産業を保護する意図はないと改めて述べた。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

 沈報道官によると、中国は一貫してWTOの規則を尊重し、WTO加盟時の承諾事項を積極的に履行している。今後は米欧日の提起したパネル設置の要求を真剣に検討し、WTOの紛争処理プロセスに従って事態に適切に対処するという。

 今回の出来事の発端は今年3月、米欧日がWTOの紛争処理制度に対し、中国のレアアース、タングステン、モリブデンに対する輸出規制措置はWTO規則と中国のWTO加盟に際しての議定書に違反していると訴え、中国に協議に応じるよう求めたことにある。4月にはスイス・ジュネーブで関連各方面による正式な協議が行われたが、折り合いは付かなかった。

 6月27日、米欧日はWTOの紛争処理制度に対し、パネルを設置し、中国のレアアース、タングステン、モリブデンの原材料輸出規制措置を調査することを求めて提訴した。

 国務院新聞弁公室が6月20日に発表した白書「中国のレアアースの情況と政策」では、中国が保有する世界の23%のレアアース資源で世界の市場供給の90%以上を担っていることが明確に指摘されている。沈報道官も同月26日に商務部が行った定例記者会見で記者からの質問に応えた際、中国が行っているレアアースの採掘、生産、輸出の制限は、完全に資源保護、環境保護、国民の健康という目的に基づくものであると強調。中国はこれからも国内の資源、生産、消費、および国際市場の情況を総合的に検討することを土台として、各年度のレアアース輸出割当量を合理的に確定していくという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2012年7月2日

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