「その冨にふさわしくない富豪」ギリシャが最多
人は豊かになればなるほど、人からそしられることも多くなる。最近行われたある調査はこのことを裏付けただけでなく、世界各国における「その冨にふさわしくない富豪」の情況も明らかにした。それによると、オーストラリアの回答者の60%は自国の富豪の多くはその富にふさわしいと考えているのに対し、ギリシャではこうした見方をする人は10%に満たなかったという。「環球時報」が伝えた。
英国誌「エコノミスト」が11日に伝えたところによると、世界的に有名な民間調査会社グローブスキャンが「自分の国の富豪の多くはその富にふさわしいかどうか」について23カ国の1万2千人を対象に調査を行ったところ、「その富にふさわしくない富豪」が最も少なかった5つの国はオーストラリア、カナダ、米国、中国、インドだった。カナダの回答者で「自分の国の富豪の多くはその冨にふさわしい」とする人は60%に上り、中国とインドでこうした見方をする人はそれぞれ約半数を占めた。
「その冨にふさわしくない富豪」が最も多かった国は、ギリシャ、ロシア、トルコだった。トルコの回答者で「自分の国の富豪の多くはその冨にふさわしい」とする人は2割に上り、ロシアは16%、ギリシャは10%以下だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年7月13日