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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:18:47 Jul 26 2012

中国製品、低コストから高付加価値へ

 アディダスは7月18日、年末までに中国唯一の直営工場である、蘇州工業団地の100%子会社を閉鎖すると発表した。同社の競合他社のナイキは2009年3月、中国唯一の靴類生産工場(太倉工場)を閉鎖した。人民日報が伝えた。

 ◆コスト増、グローバル企業が撤退

 アディダスやナイキと同様、近年多くのグローバル企業が、生産拠点を東南アジアに移転している。特にベトナムやバングラデシュ等が、欧米企業から注目されるようになった。その原因は、中国を大きく下回る人件費だ。

 海外の某調査会社の研究報告書によると、中国紡績品製造企業の従業員の平均月給は188-300ユーロ(約1万8050-2万8800円)であるが、バングラデシュの場合は約80ユーロ(約7680円)、ベトナムの場合は120ユーロ未満(約1万1520円)であるという。中国の人件費は、東南アジア諸国の2倍以上に相当する。

 中国税関総署総合統計司の鄭躍声司長は、「2011年末、税関総署は1856社の輸出企業に対してアンケート調査を実施した。人件費が上昇しているとした企業は80.4%、為替レートの変動によるコスト増があるとした企業は56.4%、原材料のコストが増加しているとした企業は56%に達した」と述べた。

 浙江省嘉興のプラスチック企業の担当者は、「2008年は受注がなかった。現在は受注があるが、原材料・人件費・為替レート・資金繰り等の圧力により、受注するほど赤字が膨らんでおり、苦しい経営が強いられている」と語った。

 輸出製品のコストが高位で推移し、中国製品の世界市場における競争力が低下している。税関の統計データによると、ベトナムやインドネシア等の国家の産業競争力が、2010年より向上している。中国の伝統的な労働密集型輸出製品の、欧州・日本・米国等における市場シェアもまた、南アジア・東南アジア諸国に奪われている。

 1−5月、中国の7大労働密集型製品(紡績品・衣料品・鞄類・靴類・玩具・家具・プラスチック製品)が日本の輸入市場に占める比率は、0.4ポイント減の63.3%となった。同期の日本輸入市場において、ベトナムの同種製品が占める比率は0.7ポイント、インドネシアは0.2ポイント、バングラデシュは0.2ポイント増加した。

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