北京で61年ぶりの大豪雨、保険会社が対応に当たる
7月21日、北京は61年ぶりの記録的な豪雨を迎えた。保監会北京監管局から得た情報によると、22日の0時から9時にかけて、北京市の各損害保険会社は1万1827件の商業車険、1968件の自賠責保険の適用申請を受け付けた。農業保険に加入していた農家の被災面積は29万ムーに達し、1万5000頭以上の家畜に被害が生じ、被害総額が5100万元(約6億3750万円)に達したとされている。新華網が伝えた。
北京の保険会社は緊急対応プランを作成し、全力をあげて豪雨災害に対応した。各方面から物資を調達し、保険加入者からの補償に応じ、救援作業等を行った。
保監会北京監管局の関係者は、「保険業界の突発事件に対する緊急対応プランを実施し、各損害保険会社の支店および北京保険業界協会の担当者による緊急会議を開き、今後の補償や救援等の業務について調整を行った」と語った。
保監会北京監管局は各保険会社に対して、重大災害補償の緊急対応プランを実施し、補償・サービスに当たる従業員を確保し、24時間で電話対応するよう求めた。また救援物資を全力で調達し、事故車両に対する救援を強化し、所有主が車両から自力で避難した際にかかった費用を負担するよう求めた。(編集YF)
【特集】北京で観測史上最大の豪雨
「人民網日本語版」2012年7月23日