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中国経済はどこへ 成長率7.6%で議論沸騰 (2)

 IMFが先週発表した最新の「世界経済見通し」でも、2012年の中国経済は成長率が8%前後の水準に落ち込むが、13年には再び8.5%に回復する見込みであり、中国経済が中期的に硬着陸するリスクは確率の低い出来事だという見方が示された。

 ▽8%割り込み経済学者は先が見えなくなった? 最大で1.3%の開き

 ある権威筋の言い方を借りれば、硬着陸のリスクが基本的に取り除かれたということは、短期的な経済変動の予測が一致したということなのだろうか。その答は非常に意外なものだ。北京大学国家発展研究院中国マクロ経済研究センターが先週発表した最新の報告書「郎潤予測」によると、予測をうち出す作業に参加した特約研究機関約20カ所の間で、今年第3四半期(7-9月)の中国マクロ経済運営に対する見方で意見が分かれ、GDP成長率の指標1つをとっても、最も悲観的な予測と最も楽観的な予測との間に約1.3%もの開きが生じたという。

 今年第3四半期のGDP成長率予測のうち、最も悲観的な見方をする国投瑞銀基金は7.2%の数字をうち出し、これに次ぐ安信証券と同センターは7.4%をうち出す。第2四半期の成長率7.6%に比べて、0.2%ないし0.4%低下するということだ。一方、香港上海銀行はこうした予測は悲観的に過ぎるとし、第3四半期には8.5%の水準を回復するとの見方を示す。

 同報告書を入手したあるメディア関係者は、「これほどの開きがあるとは思わなかった」と驚く。同関係者の観察によると、ここ2-3年、重要な経済データ予測では、たとえばGDPや消費者物価指数(CPI)などの予測では、国内の経済研究機関の間に0.5%以上の開きがあることはまれだった。今回これほど大きな開きが出たのは、第2四半期に成長率が8%を割り込んだ後、経済学者たちが先を見通せなくなっていることが原因と考えられるという。

 同報告書によると、今回作業に参加したすべての研究機関がうち出した予測データを単純に平均、あるいは加重平均すると、今年第3四半期のGDP成長率は7.8%になるという。

 郎潤予測は今年第2四半期の成長率予測を、加重平均で8.1%、単純な平均で8.2%としていたが、実際は7.6%にとどまり、0.5%の誤差が生じた。結局のところ市場が楽観的な方向に向かうのか、悲観的な方向に向かうのかは、いまだに答の出ない謎だ。(編集KS)

 「人民網日本語版」2012年7月23日

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