大陸部住民の香港での人民元口座開設が可能に
香港金融管理局と中国人民銀行(中央銀行)は25日、香港の個人向け人民元業務に対する制限を限定的に緩和することを明らかにした。これにより、香港の銀行は8月1日から香港居住者でない人(大陸部居住者など)を対象とした人民元関連サービスを開放するようになり、これには人民元建て口座の開設や人民元預金の受け入れの認可が含まれる。「人民日報」が伝えた。
計画によると、香港居住者でない人が香港で人民元建て口座を開設する場合、一日当たりの交換金額には制限がなく、銀行間の資金の移動や送金にも制限がない。ただ国境を超えた送金を行う場合には、大陸部関連機関の承認が必要になる。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年7月26日