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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:50 Aug 14 2012

日本の中の「中国製造」 工場から市場まで

 日本の株式会社新高製作所の吉谷忠之代表取締役会長は、「私の中国語はうまくはないので、ゆっくり話させてほしい」と言い、中国の友人に会うたびに中国語練習のチャンスをつかまえたり、息子であり同製作所取締役社長である吉谷忠久さんと一緒に会話の練習をしたりしている。

 忠之会長の中国訪問はこれまでで数十回を数える。4年前には江蘇省昆山市に工場を設して、免震建築物用製品の開発生産を行うことを決定。現在ではその工場の年間生産額は約1億円に上るという。

 忠之会長は、「中国で生産、調達を行う場合、製品価格の安さだけを考えてはいけない。こういう考え方は中国に対する誤った見方だといえるわれわれは成長を続ける中国の技術力をより重視している」と話す。

 ここ数年来、中日間の経済貿易額が上昇を続けるのにともない、新高製作所のような日本の中小企業も中国における発展の歩みを加速させている。日本の流通科学大学総合政策学部の辻美代教授は、「これからの10年間に、中日間の貿易量は引き続き増加する。日本企業はもはや中国を『工場』とみるだけではなく、中国の広大な市場をより重視するようになる」と話す。

 ▽あらゆるところに「中国製造」

 税関総署がまとめたデータによると、今年上半期に中国の対日輸出額は736億4千万ドルに上り、前年同期比8.1%増加した。日本の対中輸出額は883億5千万ドルで、同6.2%減少した。

 英国リードエグジビションの日本法人・リードエグジビションジャパンの副社長によると、これまでは日本人の中国製品に対する印象は「安い」だったが、近年は価格が上昇しているという。

 同副社長は、「日本のスーパーマーケットや大型ショッピングセンターでは、商品の20-30%が中国からきたものだ。日用品を商う小さな商店では、商品の約80%が『メードインチャイナ』(中国製造)だ。中国製品は今や日本では不可欠だ」と話す。

 だが同副社長は次のようにも話す。日本の至る所にあるこうした「メードインチャイナ」だが、産業チェーンはほぼすべて日本企業が開発・設計したもので、中国で生産・製造を行い、それから「輸出」されて日本に「戻り」、市場で販売されるのだという。

 浙江永康新時代実業有限公司販売部の胡穎海経理(マネージャー)によると、同公司の現在の独自ブランド製品は主に国内市場で販売されており、輸出製品は基本的には委託加工が中心だ。「われわれが輸出する製品は、主に現地で販売ルートをもつ企業と協力し、他社ブランド製品の生産(OEM)を行うことを求めるものだ。国外市場に対する理解が不十分なだめ、独自ブランドの輸出をスタートするにはなお時間がかかる」という。

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謝けいよう   2012-08-14113.91.80.*
この文章を読んで、いい勉強になりました。私のような職業新人にとって、この前は日本と中国の市場状況や日本企業が中国メーカーに対しての期待がよく分からないが、以上の文章を通して、私は大体わかりました。どうも有難うございました。
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