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中国のレアアース密輸が深刻化、主な密輸先には日本も

 中国はレアアースの密輸取り締まりを強化しているが、むしろ増加傾向を見せている。専門家は8日の取材に応じ、「税関の統計によると、レアアースの輸出量は減少しているが、海外のレアアース供給には影響が生じていない。実際には、大量のレアアースが違法ルートを通じ、絶えず海外に流出している」と指摘した。レアアースの密輸は現在、これまでの金属・酸化物から粗鉱の密輸に変化しつつある。経済参考報が伝えた。

 ◆レアアースの密輸、粗鉱が中心に

 中国工業情報化部の蘇波副部長は8日に開かれた「第4回中国包頭レアアース産業(国際)フォーラム」に出席した際、「中国のレアアース業界には、過剰生産・環境汚染・生態系の破壊・密輸犯罪といった問題が長期的に存在している。中国工業情報化部、中国国土資源部、中国環境保護部は昨年、レアアースの生産と環境保護に関する活動を展開し、10数件の密輸事件を摘発した」と述べた。

 環境汚染の他に、レアアースの密輸も業界最大の「頑固な病気」となっている。上述した専門家は、「今年上半期の密輸は非常に深刻で、具体的な統計データはないが、少なく見積もっても数千トンは下らないだろう」と指摘した。同氏によると、これらの密輸レアアースのうち、中国南部のイオン吸着型鉱床が大半を占めている。同資源は埋蔵量が少なく、戦略的意義を持つ。これが大量に密輸されれば、中国の環境・資源保護にマイナス影響が生じ、深刻な結果がもたらされるだろう。

 同氏は、「中国は第1四半期よりレアアース輸出を抑制しており、かつレアアース専用のインボイスの発行を予定している。中国の違法採掘者の粗鉱は行き先を失っており、安値で投げ売りされている。これらの情勢を受け、密輸が違法採掘者の活路となっている。十分な資源を持つ違法採掘者は高い利益につられて、さまざまなルートを通じて密輸という危険を冒している」と指摘した。これらのルートのうち、一部の粗鉱はコンテナにより香港に密輸されるか、福建省から台湾を中継地として日本・ベトナム等に輸出され、製錬されている。

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