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中国のレアアース密輸が深刻化、主な密輸先には日本も (2)

 中国の一部レアアース製品の対日輸出データもまた、日本の需要が密輸により大幅減少していることを示している。2011年上半期に日本に輸出された酸化ランタンは約699トンであったが、今年上半期は約80%減の140トンのみとなった。2011年上半期に輸出された酸化ネオジムは約230トンで、今年上半期は約95%減の12.2トンとなった。

 中国レアアース協会の馬栄璋秘書長は8日、本誌の取材に応じた際に、「レアアースの密輸は無視できない問題だ。昨年より税関の統計によるレアアース輸出量が減少しているが、レアアース価格の高騰による需要減少、海外の十分な備蓄、米国産レアアースの一部流通の他に、密輸も大きな原因となっている。統計データによると、正規輸出の1.2倍分の量が密輸されている」と述べた。

 馬秘書長は、「世界のレアアース需要は合計で約12−14万トンで、中国のレアアース精製品の生産指標は9万トンで安定している。生産指標から論じると、海外市場の中国レアアースに対する需要量は約4万トンで安定している。中国の毎年のレアアース輸出割当量は約3万トンであるが、実際には2万トンも輸出されていない。昨年のレアアース輸出量は割当分を下回ったが、これには価格高騰の他にも、密輸という大きな原因がある」と述べた。

 関連データによると、今年のレアアース密輸は昨年より増加している。2011年のレアアース輸出割当量は3万184トンであったが、実際にはその61.6%の1万8600トンしか輸出されなかった。推計によると、今年の輸出割当量は3万1130トンに達する。馬秘書長は、「今年上半期の輸出量は約5000トンのみ」と述べた。現在の輸出データを見ると、通年の輸出量も割当分を大きく下回ると予想され、密輸の深刻化を裏付けている。

 輸出割当制度にも関わらず、海外は依然として中国からレアアースを入手している。密輸の存在により、同制度が空回りしている。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年8月10日

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