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輸入乳製品数百トンが品質期限切れ 韓国製品も

 国家質量監督検験検疫総局(質検総局)は17日、公式サイトを通じて今年6月の輸入食品・化粧品に対する検査の不合格の情況を発表した。それによると、「ブラックリスト」入りした製品には、ロングライフミルク、ヨーグルト、チーズなど複数の輸入乳製品も含まれる。ある統計によると、質検総局が今年上半期に発表したデータを総合的にみたところ、問題を抱えた輸入乳製品は380トンを超え、返品や廃棄などの処理がなされており、中国市場には入り込まなかったという。また業界での分析によると、こうした情況をもたらした原因には、製品自身の品質の問題だけでなく、さまざまな要因があるという。「広州日報」が伝えた。

 ▽ロングライフミルク299トンが期限切れ

 今回の「ブラックリスト」からわかることは、ロングライフミルクやヨーグルトの多くが不合格になった原因は、いずれも品質保持期限を超えていることだった。これには、韓国から輸入された寿爾牧場のミルク(1ロット、0.025トン、輸入業者は山東省の貿易会社)、オーストラリアから輸入されたジャイナデイリーフーズのバター、

 ヨーグルト、チーズ(8ロット、0.187トン)などの製品が含まれ、いずれも期限切れだった。フランスから輸入されたプレジデントブランドの超高温殺菌バター(2ロット、1.378トン)からは、アセチル化アジピン酸架橋デンプンが検出された。

 今年1-6月に不合格リストに名前が挙がった乳製品の統計をまとめると、ロングライフミルクが首位に立ち、6ロット計229トンに問題が発見された。原産国はニュージーランドと韓国で、不合格の原因は品質保持期限切れだ。また粉ミルクと乳清蛋白パウダーも「被害が深刻な分野」で、15ロット計114トン以上に問題が発見された。不合格の理由は、亜硝酸塩の基準超過、タンパク質やビタミンが中国の基準に合致しないことだった。

 ▽非公式ルートで多発する問題

 こうした情況は品質の低い「輸入乳製品」が中国市場へのダンピング(不当廉売)を加速させていることを意味するだろうか。ある乳製品業界の関係者の分析によると、これらの製品自身に問題があるだけでなく、他の要因もあると考えられる。輸入乳製品が中国市場に進出するには、まず受注し、海上輸送し、検査し、税関手続を行うなど何重もの手続があり、数カ月の時間を要する。これに加えて年初以来、国際貿易が低迷し、船積期間が大幅に長引いており、製品が目的地に到着したときには品質期限を超えているという事態が容易に発生するようになったことがある。

 また問題があった乳製品の多くは、各地の小規模な貿易会社が海外から直接買い付けてきたもので、公式なルートを通じて輸入された商品ではない。同関係者によると、こうした粉ミルクはもともと中国向けに販売されたものではなく、他国の基準に基づいて生産されたものであるため、ビタミンやタンパク質などの指標が中国の要求に合致しないという事態が容易に発生するのだという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2012年8月20日

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