2012年9月17日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:50 Sep 17 2012

QE3の中国経済に対する影響は? (2)

 実際、世界的な通貨緩和政策が確立したため、中国人民銀行(中央銀行)の通貨政策も緩和傾向を維持せざるを得なくなっており、市場に絶えず流動性を送り込んでいる。これによりインフレリスクがさらに拡大し、通貨政策が迅速に引き締め状態に入ることは難しくなったが、引き続いて金利の再引き下げを行うことも難しくなっている。スタグフレーションのリスクが高止まりしている中、現在の通貨政策が抱えるこうした二重の困難さはこれまでのどの時期をも上回ることが予想される。

 当然のことながら、QE3の実施により欧州や米国の経済の基本的側面は改善され、外部需要の改善にともなって、中国が抱える厳しい輸出情勢も改善が予想される。今回のQE3は結局のところどれくらい効果があるのか、中国経済へのメリット・デメリットはどうなるのか、などについて見届ける必要がある。だがFRBのバーナンキ議長のはっきりした物言いからうかがえるのは、世界的な通貨緩和傾向は今後2年は続く見込みであるということだ。ここから、こうした情勢に対して先見性のある対応プランを立て、中国経済に対するメリット・デメリットをしっかり評価し、長期的な対応の準備をしっかり行う必要があるという警告がうかがえる。

 実際、国際資本の回流であれ、大口商品の価格上昇であれ、中国のインフレ反転であれ、通貨政策が二重の困難さを抱えた情況に陥ることは珍しいことではなく、新しい時代に新しい内容が加わっただけだ。われわれがしなければならない唯一のことは、落ち着いて対応することだけであり、受け身になって牽制されるようなことがあってはならない。(編集KS)

 「人民網日本語版」2012年9月17日

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古