中国の資産総額、2025年までに4倍の規模に
カナダロイヤル銀行(RBC)系列のRBCウェルス・マネジメントは北京でこのほど、報告書「世界の中国に対する影響」を発表し、「中国の経済成長はすべての国家を上回り、2030年までに高所得国の仲間入りを果たす。中国の資産総額は2025年までに4倍の規模に達するだろう」と指摘した。経済参考報が伝えた。
同社は同時に、「2012年アジア太平洋資産報告書」を発表した。同報告書は、「安定的なGDP成長、競争力を持つ企業を基盤とし、アジア太平洋地域は2011年に北米を追い抜き、世界最大の富裕層市場となった」とまとめた。
同社のジョン・モンタルバーノCEOは、「これらの報告書ではアジア太平洋地域に対して、全面的な分析を行った。後者は2011年のアジア太平洋地域における資産の発展を研究し、今年で7年目の発表となる。同報告書は10の中心的国家・地域(オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、タイ、日本、シンガポール、韓国、台湾)に注目し、地域内のGDPの91.5%をカバーした。前者は中国の今後の資産増加を促す原動力を分析した」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年9月28日