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中国の対外貿易を悲観する必要はない

 中国の製造業の一部がコスト上昇圧力によって体力を奪われていること、特に伝統的な労働集約型産業の価格競争力が弱まっていること、これに加えて外部の経済環境が不確定さを増していることを受けて、今年初めに中国の対外貿易が好調なスタートを切らなかったことがさまざまな懸念を呼び起こした。9月の輸出は前年同月比9.9%増加し、輸出規模は単月の過去最高を記録したが、市場の懸念は消え去らず、このほど開催された中国輸出入商品交易会(広交会)がいまひとつ盛り上がりに欠けていることが、市場の懸念をあおる形になっているとみられる。「京華時報」が伝えた。

 実際には、外部の経済環境の見通しは定まらないが、危機のさなかに劇化する市場シェア競争において、中国の産業競争力の基礎はなお揺らいではいない。中国は国際連合(国連)の国際標準産業分類にある全産業部門を網羅する世界で唯一の国であり、豊富で優れた人材資源を擁する世界一の人口大国だ。中国のインフラ設備は多くの面で先進国の水準に追いつき、公共サービスの効率はすでに高い水準に達しつつ上昇を続け、中国の対外貿易はもはや単なる価格競争に依拠する時代を終えている。中国の対外貿易の見通しについて悲観する必要はないといえる。

 中国の一部の労働集約型製品は、輸出注文をベトナムやインドなどの労働力コストが中国よりも低い発展途上国に奪われたが、こうした状況が中国の輸出全体に与える影響はそれほど大きくない。こうした国は貿易規模が非常に小さいからだ。中国は2011年、繊維原料と繊維製品だけで2405億5400万ドルの輸出額を達成し、東南アジア各国の輸出額全体を上回った。またこうした国々はマクロ経済の安定性、インフラ設備、公共サービスの効率、産業の配置、秩序や安定を維持する政府の力などで中国を上回ることは難しいため、こうした国々への産業移転がスムースに進むとは考えられない。

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