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OECD 中国が2016年に世界一の経済大国になると予想

 経済協力開発機構(OECD)は今後50年間で世界経済の大再編が生じ、中国が早ければ4年後に米国を抜き、世界最大の経済大国となると予想した。人民網が伝えた。

 本部をパリに置く同シンクタンクは、中国経済が今年年末にユーロ圏全体のGDPを上回り、2016年に米国を追い越すと予想した。

 OECDは、「今後50年間に渡り、世界全体のGDP成長率は毎年約3%を維持するが、地域により異なる発展を遂げる。2015年には中国とインドのGDPが、7大工業国(フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国、カナダ)の合計を上回るだろう」などと予想した。

 OECDのエコノミスト、Asa Johansson氏は、「近い将来、世界経済の大再編が生じるだろう」と語った。

 OECDは、現在世界2位の経済国である中国は2030年までに、年平均で6.6%の経済成長率を維持するが、2030-2060年の経済成長率は2.3%となると予想した。その一方で、現在世界10位の経済国のインドは、同期にそれぞれ6.7%・4%の経済成長率を維持する。2060年までに中国人の1人当たりGDPは6倍増になり、インドもほぼ同様の成長を実現する見通しだ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年11月12日


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