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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:54 Nov 13 2012

実店舗とメーカー「独身の日」の寒風に耐えられる? (2)

 それほど利益が上がらない状態がバランスを保って長期間続くことはあり得ない。実店舗とメーカーが、eコマース企業と独身の日の買い物ブームによる「寒波」に対抗する手段が一つある。それは実店舗とメーカーが手を結んで運命共同体になることだ。

 インターネットはeコマース企業を生み出しはするが、ブランドを生み出すことは難しい。そこで実店舗とメーカーは今後、徒手空拳でインターネットやeコマース企業と戦うことはやめた方がよい。インターネットを一種の展示プラットフォームとみなし、実店舗で一定の優遇措置をうち出せば、消費者は実店舗で商品を試したり商品を見比べて買い物したりするようになる。これはブランドの影響力が高いメーカーやブランドを追求するメーカーにとって最良の選択でもある。おまけにコストはネット店舗開設にかかるコストとさほど変わらない。

 eコマースの仮想店舗が取って代わることのできない実店舗最大の強みは、消費者が実際に商品を試し、サービスを受けられるという付加価値にある。実店舗でキズのない正規の商品を買うことができ、店員の詳しい説明を聞くことができ、行き届いたアフターサービスを受けることができれば、品質を重視する消費者やショッピングサイトを渉猟しようとは思わない消費者が実店舗の優良顧客になる。実物を目で見て、手に触ることができ、価格もお手ごろとなれば、実店舗とメーカーはeコマース企業の攻撃に対抗することができる。付加価値を深く掘り下げ、細やかな対応をうち出すことがポイントだ。(編集KS)

 「人民網日本語版」2012年11月13日

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