吉本興業 台湾・金門の商業施設内に日本物産展オープン
吉本興業は東京本部にて8日、台湾・金門島にオープン予定の大型ショッピングセンター「風獅爺購物中心(WIND LION PLAZA)」に関する説明会を開いた。創業100周年を迎えた吉本興業は、「WIND LION PLAZA」内に日本の47都道府県の名産品・特産品を扱う常設の日本物産展を設け、金門島を訪れる年間100万人以上の中国大陸部、台湾の旅行客らに販売していきたいとした。台湾「今日新聞網」の報道を引用して中国新聞網が伝えた。
「WIND LION PLAZA」は、台湾のディベロッパー・台湾土地開発股分有限公司と吉本興業が共に建設する大型ショッピングセンターで、台湾の大手建築事務所が建築・設計・企画を行う。事業費は約100億台湾ドル。2013年7月に第1期の施設が開業し、「日本物産展」もオープンする。第2期ではレストラン、オフィスなどの施設を2017年に竣工する。総敷地面積は約24万平方メートル。
1912年に創立した吉本興業株式会社は、数多くの人気芸人・俳優を輩出し、テレビ番組制作などを手がける。日本最古の芸能プロダクションとされ、幅広い分野に進出している。台湾ではファッション&ビューティイベント「SUPER GIRLS FESTA 最強美少女盛典」を開催するなど、日本商品の販売に力を入れている。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月15日