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蘇州工業園区 多層的で現代化された新型工業園区を建設

記者会見で発言している蘇州工業園区工作委員会の王翔書記。

 中国とシンガポール両国の政府提携重要プロジェクトとして「たぐいまれなる都市、幸福な園区」をテーマに建設された蘇集工業園区で15日、国内外メディアに向けた大規模な記者会見が行われ、蘇州市党委員会常務委員で園区工作委員会書記の王翔氏が園区の基本的な発展状況を報告した。王氏によると、園区が建設されて18年間、経済指標は年平均約30%増加し、近年連続して「中国都市における最も競争力のある開発区」の第1位、総合発展指数は国家第1級開発区において第2位に上がっているという。

 同園区の構造転換とグレードアップについて、王氏は「他の開発区に比べ変化速度は比較的早い」と語り、その理由として以下の3点をあげた。(1)シンガポールが発展してきた成功経験と教訓に基づき、早い段階で産業モデルチェンジとグレードアップの問題について意識し、解決策を提出したこと(2)経済発展の全体的な規律を守っていること(3)科学技術の発展に対する全体的な要求を把握していること。「我々は2006年に『産業グレードアップ、科学技術の飛躍、サービス業の倍増』の3大計画を提出し、それがハイレベル人材や金融、ナノ産業などの具体的な領域にまで拡大した現在の「9大計画」に発展している」と王氏。

 同園区の将来的な発展方向について、王氏は今後も継続して中国とシンガポールの協力関係を深めていくとして「将来、園区は蘇南におけるハイエンド産業、ハイエンドビジネス、ハイレベル人材にとっての最優先地域となり、伝統文化と現代文明の共存や、東方文明と西洋文化の融合が実現された、ハイエンドビジネスと快適な生活が共に享受できる新天地となる」と語った。また、王氏は園区を世界的な競争力を持った国際化、現代化、情報化された高科学技術園区並びに革新、生態、幸福追求型の総合ビジネス区にさせることや2015年までに主要な発展指標を先進国・地域と同レベルに上げ、蘇南における現代的な建設模範区域の一つとなる計画などを述べた。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2012年12月18日

記者会見の会場
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