アベノミクスが進行 急速な円安は両刃の剣 (2)
主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議も先週末に声明を発表し、各国につうか安競争を回避するよう呼びかけたが、日本は通貨緩和政策の推進に力を入れ、対外貿易を増加させようとしている。とはいえ、最新のデータをみる限り、日本の対外貿易情勢は楽観できるものではなく、貿易赤字が膨らんでいる。日本の財務省が20日に発表したデータによると、日本は今年1月、約1兆6千億元(約174兆7千億ドル)の貿易赤字となり、単月の赤字額としては1979年1月以来最大で、また7カ月連続の赤字となった。
財務省によると、円レートの変動が貿易赤字を促進させた原因の一つだ。ある分析によると、円安は一方では輸出企業の業績を改善するが、もう一方では米ドルなどの外貨建てで決済する支払いコストを増大させるのであり、日本の経済貿易にとっては両刃の剣だという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年2月22日