無錫サンテックの破産 日本子会社への影響はなし
サンテックパワージャパンの広報担当者は21日、サンテックの日本事業は正常に進められており、無錫サンテックの破産・再編による影響を受けていないと表明した。新華網が伝えた。
サンテックパワージャパンの広報部の三沢邦子氏は、「サンテックパワージャパンの日本市場における経営・販売はすべて正常であり、無錫サンテックの破産・再編という20日の情報から影響を受けていない。サンテックも日本市場からの撤退を検討していない」と述べた。
三沢氏は、「サンテックパワージャパンは無錫サンテックと同じく、サンテックの子会社だ。破産した無錫サンテックは、サンテックの生産拠点の一つに過ぎず、サンテック本社ではない」と強調した。
サンテックは2006年、日本太陽電池製造大手のMSKを買収した。MSKは2009年6月に、サンテックパワージャパンに社名を改めた。サンテックパワージャパンは東京都福岡に営業所を設立しており、2012年には長野県にテクニカルサポートセンターを新設した。
三沢氏によると、サンテックパワージャパンは日本太陽電池市場で8%のシェアを占めており、外資系太陽電池メーカーの首位になっている。
再生可能エネルギーの普及の加速に向け、日本政府は2012年7月1日より「再生可能エネルギー電力の固定価格買取制度」を施行し、企業・家庭の太陽電池設置の積極性を高めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月22日