ボアオフォーラム、アジアの協力のプラットフォームに

　ボアオ・アジアフォーラム2013年年次総会が4月6日から8日にかけて海南省のボアオで開催され、習近平国家主席が年次総会の開幕式で演説を行う予定となっている。専門家らは、今回の年次総会はアジアの協力におけるハイレベルの外交プラットフォームになるだろうと期待している。

　報道によると、習近平国家主席は今回、初めて国家主席として年次総会の開幕式に出席する。このほか、外国の元首や政府首脳、重要な国際組織の責任者十数人がフォーラムに参加するという。中国国際問題研究所の曲星所長は「今回のフォーラムは、習近平国家主席が国内で行われる多国間の外交の場に就任後初めて登場するもので、今年の重要な外交活動の一つになるだろう」との見方を示している。

　ボアオ・アジアフォーラム研究院の楊希雨副院長は「中国の新しい指導者グループと新しい政府が誕生した中で行われる今回の年次総会は、世界からも国内からも注目を集めている」と話した。

　現在までに43の国と地域の1477人の代表がフォーラムの参加を申請しており、およそ200のメディアの記者1000人近くが取材に訪れる見込み。

　「中国国際放送局日本語版」より　2013年4月3日