レノボ シャープと提携してスマートテレビを発売
聯想(レノボ)は5日、ネットショッピングサイトの京東、日本の家電大手シャープとともに記者会見を開き、32イン・A21シリーズのスマートテレビ新製品を発表した。最低販売価格はわずか1999元で、京東網上商城を通じて先行販売するという。またレノボはシャープとの研究開発協力をレベルアップし、主力商品となる60インチテレビ「K82」をうち出すことを明らかにした。「新京報」が伝えた。
レノボによると、今後は製品戦略を調整し、これまでの「大型・高価格製品戦略」を改めて、小型・低価格の製品をうち出し、販売台数を伸ばす考えだという。
レノボはこれまでスマートテレビの販売台数の詳細を明らかにしていない。劉軍副総裁(副社長)がメディアの取材に応える中で述べたところによると、販売台数は予測に達していないという。
レノボ中国エリアの陳旭東総裁によると、今年は全国で3C(家電、パソコン、通信)店舗を大規模に開設し、スマートテレビを全面的に売り出すという。
注目すべきは、レノボが5日にシャープと共同で主力商品のK82を研究開発すると宣言したことだ。レノボは製品の設計と利用者向けスマートソリューションを提供する。一方、シャープは音響と画質の技術、液晶パネルなどの重要部品を提供して協力し、さらに完成品の製造も担当するという。