携帯電話の盗難保険が登場 国内初
【中日対訳】 セキュリティソフト大手の奇虎360科技有限公司は14日、中国人民財産保険株式有限公司と共同で「携帯電話盗難保険」をうち出した。9.9-19.9元の保険料で、携帯が盗まれた場合に1千元から3千元の補償を受けられる。中国で携帯の盗難を対象とした損害賠償保険が発売されたのは今回が初めてだ。新華社が伝えた。
最近、携帯電話の盗難事件が相次いで発生している。360携帯電話セキュリティセンターが行った調査によると、国内の携帯利用者で携帯を無くしたことがあるという人は70%に上った。
奇虎360の李濤副総裁(副社長)によると、携帯が盗まれても証拠不足だったり金額が大きくなかったりするため、刑事事件として成立することはまれだ。このたびうち出した携帯盗難保険は、セキュリティソフト「360携帯電話衛士」やセキュリティ強化機能「アクティべーションロック」を搭載した多機能携帯電話(スマートフォン)に組み込まれるもので、1年間の契約期間内は、保険の証書や携帯電話購入のレシートがあれば補償を受けることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年8月15日