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漢方薬の輸出にはまだいくつかの関門

 中国商務部(商務省)、国家中医薬管理局は書面で、3年間の年月をかけ、漢方薬の提供基準を構築し、国際的な著名ブランドを育成し、全面的に漢方薬の提供、貿易、ヘルスケアの急速な発展を促進すると発表した。人民日報海外版が伝えた。

 アジアがやはり主要市場に

 最新データで分かるように、今年上半年の中国の漢方薬輸出入額は19億8000万ドルと同期比23.94%増だった。うち、輸出額は14億9000万ドルで同期比22.49%増、輸入額は4億9000万ドルで同期比28.57%増だった。

 目下、中国の漢方薬は168カ国、地域に向けて輸出されている。アジア地域は漢方薬の主な市場となっており、今年上半期、アジア向けの輸出は9億2000万ドルで同期比26.3%増と全体の61.78%を占めた。

 米国市場も中国の漢方薬輸出先として主要ターゲット市場となり、ここ数年連続して3番目の輸出先市場となっている。今年上半期、中国から米国に輸出された漢方薬は2億700万元と同期比26%増。このほか、ハードルが高い欧州向けも今年上半期輸出額は2億4000万ドルと14.66%増で全体の16.31%を占めている。

 中国と欧米の基準論争

 今年5月、北京で開催されたある大型交易博覧会で、石家荘以嶺薬業の責任者は、蓮花清瘟の取引のために登録薬品の身分で国際市場参入の提携チャンスを探しに訪れた。彼女はこの薬の効果を説明しながら、これまで漢方薬が米国食品医薬品局(FDA)から治療性薬品として承認されたことがないと嘆いた。

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